江戸の古地図|明治神宮の広大な森には江戸時代に何があった?
【ウイルスを防げ!】「検疫」と「ペスト」の意外な関係とは!?
貿易を通じて拡散されたウイルス 現在、世界各国でコロナウイルスが猛威を振るっているが、中世にも人々を絶望の底へと突き落とす病魔が蔓延した。ペスト(黒死病)である。フランスの作家・アルベール・カミュの『ペスト』が世界的ベストセラーとなったこ...
よく「碁盤の目」といわれる京都の町割り、本当は碁盤目状ではない!
碁盤目状の平安京 延暦13年(794)に日本の都としてつくられた平安京は、中国の都・長安や洛陽をモデルとして大路・小路を碁盤目状に配した町割りがなされたことで知られる。これを「条坊制」じょうぼうせいという。 平安時代に成立した法典『延喜...
京都古地図|京都には江戸時代と変わらぬ場所に建ち続ける公家屋敷がある!
明治維新後、荒廃を余儀なくされた京都 現在、京都御苑として整備されている東西約600メートル、南北約1200メートルの広大な敷地のなかには、京都御所以外の建物はほとんどない。 京都御所紫宸殿。 しかし『京大絵図(1686年刊)』を見ると...
江戸の古地図|いまに受け継がれる江戸幕府公認遊廓・吉原の名残
旧吉原と新吉原 地下鉄日比谷線・三ノ輪駅を出て明治通りを抜け、土手通り沿いを歩くと、吉原大門交差点へ至る。この交差点の西・仲(なか)之(の)町(ちょう)通りは、江戸時代、幕府公認遊廓・吉原のメインストリートだった場所である。 吉原遊廓が...
天満宮・天神社に牛がまつられている理由とは?
日本全国に鎮座する天神社・天満宮では、ウシを天神の使いとして崇めています。境内にウシの像を見ることができるのはそのためです。 それでは、この天神というのはいったい誰のことなのでしょうか。また、天神はいったいいつから信仰されるようになったの...
十二支の由来は?神社の境内に牛がいる理由と都内でウシのご利益をいただける神社5選!【丑年生まれ必見】
神社を訪れると、さまざまな動物の像が我々を出迎えてくれます。どうして神社の境内に牛の像があるのか、気になっている方も多いでしょう。この記事では、十二支の由来や神社の境内に牛がいる理由、都内で牛の御利益をいただける神社を5つ紹介します。 十二...
江戸の古地図|江戸幕府が隅田川に橋をかけなかった理由|橋がないことで起きた悲劇
橋をかけなかった幕府の思惑とは? 東京都の東部を流れる隅田川は奥秩父を水源とする荒川の分流で、北区の岩淵いわぶち水門から東京湾へ注ぐ延長約25キロメートルの川である。吾妻橋あづまばしから下流は大川、浅草川とも呼ばれた。現在の隅田川流域を歩...