中国

断腸の思いの意味 はらわたがちぎれるほど、つらく悲しい思いのこと。 断腸の思いの出典 『世説新語』 断腸の思いの由来 中国は東晋時代の話。晋の桓公が蜀に攻め入ろうと船で長江をさかのぼっていた際、従者がサルの子を捕らえてきた。母ザルは子どもを...

蛇足だそくの意味 余計なものを付け足して、かえって悪くすること。 蛇足の出典 『戦国策』 蛇足の由来 中国・楚の国での話。あるとき、一番早く地面に蛇の絵を描けた者がお神酒をもらうことになった。そこでお神酒を巡り、数人の男が地面に蛇の絵を描き...

石に漱くちすすぎ流れに枕まくらすの意味 負け惜しみが強いこと。 石に漱ぎ流れに枕すの出典 『晋書』 石に漱ぎ流れに枕すの由来 中国・晋に孫楚そんそという人物がいた。孫楚は俗世を避けて隠れ住む生活をたとえるべく、「石に枕し流れに漱ぐ」と言おう...

『史記』とは？ 　前９１年頃、全１３０巻からなる『史記』は完成しました。伝説時代の黄帝から前漢の武帝まで、およそ２０００年に及ぶ中国の歴史が包括された中国最初の通史です。　　著者は司馬遷。司馬は姓、遷は名です。もともとは司馬遷の父で、天文・...