戦国時代の合戦に用いられた武具⑦大砲|大河ドラマ『豊臣兄弟』をもっと楽しむ

スポンサーリンク
戦国時代の合戦に用いられた武具⑦大砲 戦国時代
スポンサーリンク

大砲の登場

戦国時代の合戦の様相を変えた武器として、大砲が挙げられます。大筒、国崩、大鉄砲などとも呼ばれました。

大砲には、鉄製の鍛造タイプと青銅製の鋳造タイプがありました。

鍛造タイプは、短冊形の鉄片を組み合わせ、加熱と鍛打によって砲身を生成したもので、弾は先端から入れる先込め式でした。

一方の鋳造タイプは溶かした青銅を鋳型に流し入れて砲身を生成するもので、弾は後方から入れる元込め式です。南蛮から輸入された大砲は、主に鋳造タイプで、仏郎機、波羅漢とも呼ばれました。天文20(1551)年に豊後の大友宗麟が南蛮国の戻首から仏郎機を賜ったと伝わります。



攻城戦で威力を発揮した大砲

大砲は、攻城戦において威力を発揮しました。

例えば慶長19(1614)年の大坂冬の陣において、徳川家康はイギリスやオランダから購入した大砲により大坂城を攻撃。豊臣方が講和を受け入れる下地を作っています。

また、天正14(1586)年に島津家久が丹生島の臼杵城を攻めた際、場内から離れた砲弾により島津勢に多大な犠牲が生じたといいます。

そのほか、大砲を軍船に据え付けて水上戦で用いることもありました。



戦国時代をより楽しむための参考書籍

『戦国武将の解剖図鑑』本郷和人監修(エクスナレッジ)

戦時の兜・鎧・武器から平時の服装、茶器などの持ち物、城、人生を賭けた合戦までを完全図解!

『戦国の合戦と戦い方の絵事典』小和田哲男監修(成美堂出版)

本書は、地図やイラストによって戦国合戦の実像を深堀りし、主な合戦の情景を再現イラストとして掲載。さらに、準備過程、陣形や行軍の様子、合図となった鐘・太鼓・法螺貝などの使い方、首実検の模様に至るまで絵で解説。謀略、政策、兵站、多角的に戦国の戦を紹介。

『図解 武器と甲冑』樋口隆晴、渡辺信吾(ワン・パブリッシング)

「歴史群像」の好評連載が新規書き下ろし頁を加えて1冊に! 平安から戦国末まで、日本の武器と甲冑は戦争や戦い方の変化に伴ってどのような変化を遂げたのか。美術品としてではなく「戦うための道具」という観点からカラーイラストとともに図解する。

タイトルとURLをコピーしました