日本史

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京都古地図|平安神宮はなぜ岡崎につくられた?古地図を見れば理由が一目瞭然!!

平安遷都1100年を記念してつくられた平安神宮  古都・京都には数多くの寺社が建ち並んでいますが、そのなかでも観光客を多く集める神社のひとつが、岡崎に鎮座する平安神宮です。  京都には悠久の歴史を誇る寺社が多いので、平安神宮もそうだと勘違い...
古地図

江戸の古地図|江戸時代の処刑場が人通りの多い街道沿いに設置された理由

江戸には処刑場が2つ設置された  江戸時代、罪を犯した人々は犯罪の内容によって刑罰が科されました。  たとえば寛保2年(1742)に作成された『公(く)事(じ)方(かた)御(お)定(さだめ)書(がき)』によると、正刑には死刑・遠(おん)島(...
お寺

京都古絵図|かつて金閣の周りはすべて池だった!時代の流れの中で姿を変えた古寺

きらびやかな輝きを放つ金箔  延暦13年(794)の平安遷都以降、京都は日本の首都として1000年以上もの歴史を刻んできました。町中を歩けば、古都の華やかな雰囲気をいまに伝えてくれる歴史ある建物を多く見ることができます。  平成6年(199...
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京都古地図|京都にはなぜ「東本願寺」と「西本願寺」がある?その理由

本願寺はなぜ京都に建てられたのか  京都駅の北には、広大な敷地を持つ2つの寺院が存在する。堀川通花屋町の西本願寺と烏丸通七条の東本願寺である。 『京大絵図』を見ると、江戸時代からすでにこのような形になっていることがわかるが、同じ「本願寺」で...
古地図

江戸の古地図|明治神宮の広大な森には江戸時代に何があった?

神宮にはかつて何があった?  賑やかな原宿エリアのなかでひときわ静寂に包まれる明治神宮は、大正9年(1920)に創建された。  祭神は明治天皇と昭憲皇太后。明治45年(1912)に崩御した明治天皇は京都の伏見桃山御陵に葬られたが、東京市民の...
日本史

京都古絵図|石庭で有名な龍安寺、しかし江戸時代に名を馳せたのは池だった!

石庭よりも池にスポットライトを当てた名所図会  室町幕府8代将軍・足利義政の時代、禅宗の思想が反映された東山文化が発達した。名称は、義政が建立した東山殿(慈照寺銀閣)にちなむ。  東山文化を代表する庭園のひとつに、龍安寺の石庭がある。水墨画...
日本史

浮世絵江戸の暮らし|1日2食から3食へ、江戸の庶民も白米を食べる【大蔵永常『日用助食竈の賑ひ』】

浮世絵DATA タイトル:『日用助食竈の賑ひ』 作者:大蔵永常編 制作年:天保4年(1833) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 浮世絵解説  本書は、江戸時代の農学者・大...
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江戸の古地図|もともと寛永寺の参道だった上野広小路が盛り場として発展したのはなぜ?理由は

江戸の町を焼き尽した大火 「火事と喧嘩は江戸の華」といわれるように、江戸では複数の町を焼く火事がじつに1000回近く発生した。とくに明暦3年(1657)の明暦の大火は、江戸の町の約6割を焼き尽くし、10万人を超える死者を出すほどの大惨事とな...
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京都古地図|五山の送り火|古地図に描かれた「幻の火文字」とは?

先祖を送る夏の風物詩・大文字焼き  京都のお盆行事は、8月7日から10日にかけて行なわれる「六道参り」にはじまる。  そこで各家々に迎えられた先祖の霊は、8月16日に行なわれる「五山の送り火」で再び浄土へと送られる。  東山・如意ヶ岳の「大...