世界史

中国・故事成語の由来|疑心暗鬼を生ず

疑心暗鬼を生ずの意味 あらゆることに疑いを抱いてしまうこと。 疑心暗鬼を生ずの出典 『列子』 疑心暗鬼を生ずの由来 あるとき、一人の男が愛用していた斧を紛失してしまった。彼は隣の家に住んでいる息子が取ったのではないかと疑念を抱くようになる。...
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中国・故事成語の由来|他山の石の意味をわかりやすく解説!

他山の石の意味 どのようなこと・ものであっても、自分の学問や人格を磨くのに役立つこと。 他山の石の出典 『詩経』 他山の石の由来 『詩経』に、次の詩がある。 「他山の石以て錯と為すべし 他山の石以て玉を攻むべし」 意味は「他の山の石でもやす...
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中国・故事成語の由来|臥薪嘗胆の意味をわかりやすく解説!

臥薪嘗胆がしんしょうたんの意味 仇を取るために苦労すること。将来の成功のために苦労すること。 臥薪嘗胆の出典 『十八史略』 臥薪嘗胆の由来 呉王・夫差ふさは父を越えつに殺された復讐のため、常に薪の上に寝て、家臣が自身の部屋に入るときは「越人...
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中国・故事成語の由来|人間万事塞翁が馬

人間万事塞翁さいおうが馬の意味 悪いことがあれば、やがていいことが起こる。 人間万事塞翁が馬の出典 『淮南子えなんじ』 人間万事塞翁が馬の由来 あるとき、老人が飼っているウマがみな逃げ出してしまう事件が起こったが、老人は平気な顔をしていた。...
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中国・故事成語の由来|桃源郷

桃源郷の意味 俗世間を離れた理想郷。 桃源郷の出典 『桃花源記』 桃源郷の由来 あるとき、一人の漁夫が岸辺に桃の花が咲いている川をさかのぼっていった。するとそこには、建ち並ぶ家も、一面に広がる畑も、池も、見るものすべてが美しい村里があった。...
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中国・故事成語の由来|朝三暮四の意味をわかりやすく解説!

朝三暮四の意味 言葉巧みに人をだますこと。 朝三暮四の出典 『列子』 朝三暮四の由来 中国・宋の国に、サルを飼っている狙公そこうという人物がいた。彼には、サルの気持ちを理解できるという能力があった。あるとき、狙公は家計が苦しくなったために、...
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中国・故事成語の由来|断腸の思いの意味や成り立ちをわかりやすく解説!

断腸の思いの意味 はらわたがちぎれるほど、つらく悲しい思いのこと。 断腸の思いの出典 『世説新語』 断腸の思いの由来 中国は東晋時代の話。晋の桓公が蜀に攻め入ろうと船で長江をさかのぼっていた際、従者がサルの子を捕らえてきた。母ザルは子どもを...
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中国・故事成語の由来|蛇足の意味や成り立ちをわかりやすく解説!

蛇足だそくの意味 余計なものを付け足して、かえって悪くすること。 蛇足の出典 『戦国策』 蛇足の由来 中国・楚の国での話。あるとき、一番早く地面に蛇の絵を描けた者がお神酒をもらうことになった。そこでお神酒を巡り、数人の男が地面に蛇の絵を描き...
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中国・故事成語の由来|石に漱ぎ流れに枕す

石に漱くちすすぎ流れに枕まくらすの意味 負け惜しみが強いこと。 石に漱ぎ流れに枕すの出典 『晋書』 石に漱ぎ流れに枕すの由来 中国・晋に孫楚そんそという人物がいた。孫楚は俗世を避けて隠れ住む生活をたとえるべく、「石に枕し流れに漱ぐ」と言おう...