【神社データ】江戸の総鎮守・神田神社(神田明神)【東京都千代田区】

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神社

住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2
アクセス:JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」1番口より徒歩5分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1出入口より徒歩5分
東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩5分
JR京浜東北線・山手線・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」電気街口より徒歩7分

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祭神

・一の宮 大己貴命
・二の宮 少彦名命
・三の宮 平将門命

由緒

神社掲示板より。

 正式名称・神田神社。東京都心108町会の総氏神様で、神田・日本橋・秋葉原・大手丸の内、そして東京の食を支える市場の発祥地の氏神様として、青果市場・魚市場の人々からもあつく崇敬されております。縁結び、商売繁盛、社運隆昌、除災厄除、病気平癒など数多くのご神徳をお持ちの神々です。
 
 当初は、天平2年(730)のご創建で、江戸東京の中で最も歴史ある神社のひとつです。はじめは現在の千代田区大手町・将門塚周辺に鎮座していましたが、徳川家康公が江戸に幕府を開き江戸城が拡張された時、江戸城から表鬼門にあたる現在の地へ遷座いたしました。それ以降、江戸時代を通じて「江戸総鎮守」として幕府から江戸庶民にいたるまで多くの人々の崇敬を受けました。さらに、明治に入り、准勅祭社・東京府社に列格し皇居・東京の守護神と仰がれ、明治天皇も親しくご参拝になられました。

 境内には、日本初の本格的な鉄骨鉄筋コンクリート・総漆朱塗造の御社殿(国指定登録文化財)や、総檜造の随神門、神札授与所・参拝者待合室・休憩所を兼ねた鳳凰殿、明神会館・資料館・石造日本一の大きさを誇るだいこく様尊像・えびす様尊像・江戸国学発祥の地碑・銭形平次の碑などがございます。縁結びのご神徳から神前結婚式も多く行なわれております。

 当社の祭礼・神田祭は二年に一度執り行なわれ、江戸時代には江戸城内に入り徳川将軍が上覧したため、御用祭とも天下祭とも呼ばれました。また日本三大祭、江戸三大祭のひとつにも数えられております。現在は鳳輦・神輿をはじめとする江戸時代さながらの祭礼行列が、神田・日本橋・秋葉原・大手丸の内の広大な氏子108町会を巡行する「神幸祭」と、氏子の町神輿約200基が町を練り歩き、神社へ迫力ある宮入をする「神輿宮入」と中心に賑やかに行なわれております。

境内の文化財

石獅子(千代田区指定有形民俗文化財・平成3年4月指定)

神社掲示板より。

 本石獅子は、区内に残る数少ない江戸期の石造物の一つであり、当時の庶民の信仰を知る上で貴重な資料である。

『武江年表』には「文久2年(1862)11月両替屋仲間より神田社前へ、岩石を積み、石にて刻みし獅子の子落としに作り物を納む」とあり、江戸時代でも幕末期に制作されたと考えられる。

 神社境内の獅子山に据えられていたが、大正12年(1923)の関東大震災により獅子山自体は崩壊した。その際、子獅子は紛失したものの、親獅子2頭は保存され、再建された獅子山に据えられた。

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