中国・故事成語の由来|疑心暗鬼を生ず

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世界史
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疑心暗鬼を生ずの意味

あらゆることに疑いを抱いてしまうこと。

疑心暗鬼を生ずの出典

『列子』

疑心暗鬼を生ずの由来

あるとき、一人の男が愛用していた斧を紛失してしまった。彼は隣の家に住んでいる息子が取ったのではないかと疑念を抱くようになる。すると、息子の行動や態度のすべてが怪しく見えるようになってしまったという。

この故事にちなみ、「疑心暗鬼を生ず」は「あらゆることに疑いを生じてしまうこと」のたとえとして用いられるようになった。

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言葉の背景となっている故事を楽しい絵と齋藤先生による丁寧な解説で理解しやすいようにした、子どもの語彙力を高め、国語力をつけるための最適の絵入り解説書。

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