中国・故事成語の由来|朝三暮四の意味をわかりやすく解説!

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世界史
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朝三暮四の意味

言葉巧みに人をだますこと。

朝三暮四の出典

『列子』

朝三暮四の由来

中国・宋の国に、サルを飼っている狙公そこうという人物がいた。彼には、サルの気持ちを理解できるという能力があった。あるとき、狙公は家計が苦しくなったために、サルのエサを減らしてドングリを朝に3つ、夕方に4つあげることにした。するとサルが怒ったため、「であれば朝に4つ、夕方に3つやろう」と言ったところ、サルは大いに喜んだという。

この故事にちなみ、「朝三暮四」は「言葉巧みに人をだます」たとえとして用いられるようになった。

故事成語をもっと知りたい方におすすめの書籍

『中国史で読み解く故事成語』阿部幸信(山川出版社)

中国史のエピソードを添えて、100の故事成語を解説した短編集。言葉本来の意味やその変遷なども踏まえつつ、現代へのメッセージも光る。一般教養としてだけでなく、中国史ファンや漢文の愛好家にも楽しんでいただける一冊。

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『マンガで分かることわざ・故事成語 上』ゆうきゆう(少年画報社)

ことわざや故事成語が苦手なイチくんとレイちゃんがことわざ博士に出会い、タイムマシンを使って当時の故事成語を体感してお勉強!知っているようで説明しようとすると難しいことわざや故事成語をゆうきゆうがわかりやすくお届けします!笑って勉強にもなる子供にも読ませたい1冊!

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『こども故事成語: 怒髪天を衝く』齋藤孝(草思社)

子どもの語彙力を高めるには、「故事成語」がいちばん!「五十歩百歩」「塞翁が馬」「君子は豹変す」「呉越同舟」……などの少し難しい漢字が使われる慣用句は、中国の故事・昔話などから出来たもので「故事成語」と呼ばれる。言葉の背景にあるエピソードが面白いので子どもにも覚えやすい。言葉の背景となっている故事を楽しい絵と齋藤先生による丁寧な解説で理解しやすいようにした、子どもの語彙力を高め、国語力をつけるための最適の絵入り解説書。

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